私たちのスタイル

MIT名誉教授のエドガー・H・シャイン博士は、コンサルタントなどが組織外部からご支援する場合、3つのスタイルがあると述べられています。
 
1.専門家型
  
  組織内の課題・問題の解決策や情報を、専門家としてお伝えするスタイル
  前提)組織が自分たちの問題を理解しており、専門家の解決策が有効だと分かっている場合
  例:人事制度設計をコンサルタントに作ってもらう、業務のIT化のために専門家に依頼する、など
 
 
2.医師・患者型
  
  組織の現状を把握・分析して、その診断結果と解決策を提示するスタイル
  前提)状態が良くないことは分かるが何が問題なのかが分からない。
     教えられた解決策は自分たちで実行できる場合
  ※体調が悪い時に医者に診察・検査してもらい、結果に基づいて処方箋やアドバイスをもらうのに似ているため「医師・患者型」と呼ばれます。
 
 
3.プロセス支援型
  
  組織内の問題や課題について、当事者間で現状を探求し、解決方法を検討して実行していくために、そのプロセスに働きかけ支援するスタイル
  前提)組織や人の問題など正解のない「適応を要する課題」に適している。
     自組織の問題・課題を解決したいという情熱や想い。
     やがて自分たちで解決していける組織になりたいという意識がある。
  ※課題の解決に向けて、一緒に走る伴走者としてのスタイルとも言われます。
 
 
私たちは、3番目の「プロセス支援型」を軸に、関わりを持たせていただいています。