先日、新卒で入った会社の元同僚と会いました。
今メタノイアで取り組んでることを熱~く語っていたところ、元同僚からご質問が。
「『チーム』ってなんだろう?」
似た言葉で「グループ」というのもありますよね。
この「チーム」と「グループ」の違い、意識したことあるでしょうか?
今自分のいる組織を思い浮かべたとき、「チーム」と「グループ」、どちらがしっくりきますか?
インターネットでいくつか調べてみたところ、以下のような記載が多いようです。
グループ【group】
1 仲間。集団。「―旅行」
2 共通の性質で分類した、人や物の一団。群。
3 同系列に属する組織。「企業―」
チーム【team】
ある目的のために協力して行動するグループ。組。
スポーツや共同作業についていわれる。
「―を組む」「野球―」
と、いうことで、ざっとまとめると
・グループは、共通の性質で分類された仲間
・チームは共通の目的のために集められた団体
ということが言えそうです。
また、チームの理想としてWikipediaでは「共通の目的、達成すべき目標、そのためのやり方を共有し、連帯責任を果たせる補完的なスキルを備えた少人数の集合体」と表現してあります。
この「補完的」というのが一つポイントですね。
野球やサッカーなどのスポーツではグループではなくチームと呼ばれますが、その理由はこの「補完的」役割があるからだと思います。
野球ならピッチャー、キャッチャー、、、サッカーならフォワード、ミットフィルダー、、。
一人が全ポジションをこなせなくていいんです。それぞれの得意分野を活かして、共通の目的に向かっていければいいんです。
それがチームというもののようです。
逆に、そこにいる人たちが同じことをする、例えばアイドルなどは「グループ」という表現の方がしっくりきますね。
もちろん、そのグループの中にいる本人たちからすると、同じ目的を持って集まっており、メンバーで補完的役割を持っていたりするでしょうから、「チーム」でもあると思います。
さて最初の元同僚の質問に戻りますが、私の思うチームとは、
「共通の目的を持ち、お互いに補完的役割を持ったメンバーが集まりお互いにそれを受容することで、それぞれの既存知識・体験の中にはなかった新たなものが生まれる可能性のある集団」であること。
一人ではできないからこそ、チームで仕事をする楽しさがある、と私は思っています。
そんな楽しいチームを増やしていきたいですね!