【開催報告】第1回 話題の『ティール組織』を読む&語る~アクティブブックダイアログ読書会~
2018年1月に発売されてから、急速な広がりを見せている『ティール組織』。
600ページ近くあるので、積ん読になる人も多そうなので(かくいう私も・・・)、これまた読書会の方法として注目されている「アクティブブックダイアログ」の手法を使って『ティール組織』を読んで語る読書会を開催しました。
アクティブブックダイアログ(以下ABD)は、本を分担して読んで、担当部分を数枚の紙にまとめ、それを順番にプレゼンしてから、その内容について語り合う、という流れで行われます。
ABDの手法だと、自分が読んだ部分はまとめることで、ほかの人の部分はプレゼンを聞くことで要点が頭に入り、そして最後に対話をすることで定着&理解が深まるので、ちょっと難しいな~という本でも比較的ハードル低く読むことができます。
ティール組織は分厚い本なので、3回に分けてABDを実施することにしました。
第一回は、第二部の第三章まで読み進めました。
はじめに、解説、第一部については事務局が担当し、第二部の本文を参加者の皆さんに担当していただきました。
それぞれ頭を悩ませながら6枚程度にまとめて、プレゼンを行いました。
気になったキーワードを書き出した方、自分用メモを持ってプレゼンを行った方、絵でも描いた方・・・これだけでも多様性があり、本の内容に関わらずかなり面白かったです。
一通りプレゼンが終わると、それぞれが全体を見て回り、気になったキーワードに印をつけていきます。
今回の参加の方々の多くが印をつけたキーワードは
・別のステージに移行するには新しい世界観を試す勇気が求められる
・未知の領域に足を踏み入れる勇気が多元型とティールを分けるカギ
・日本は本来ティールを体現できる文化がある、日本発のティールを世界に!
・内在的欲求
・愛情を持って真剣に取り組まれている仕事はすべて等しく処遇されるべきだ
・従来のシステムの核心は、恐れと不安を育てる
などでした。
ティール組織の考え方の根幹となる部分に皆さん興味を持たれたようです。
そのあとのダイアログも盛り上がっていました。
それぞれの問いが皆さんの考えを刺激し合う、とても良い時間となりました。
あと2回、一冊を読み切ったときにはどのような世界が待っているのか。
今からとても楽しみです。
スタッフ ヤマモト