スタッフ閑話:一年経っても未来の話をしているんじゃないだろうか?

プロジェクト参加の方からのひとことが印象に残っている。
「どんな会社のミライを創りたいか、ずっと話をしているけど、このままだと一年後になってもミライの話をしているんじゃないだろうか」
変化したいという切実な思いと、変わっていかない今への焦りと、変わっていくのだろうかという未来への不安。

私も以前、イマイチ未来の自分や組織を思い描くことがしっくりきていなかった。
本当にそうなるかも分からないのに、未来を描くことに意味があるのだろうか、と。
とはいえ、どっちに進みたいか分からないのにやみくもに突っ走るというのも、なかなかにエネルギーが必要となる。
 
「プランドハップンスタンスセオリー 計画的偶発性理論」を知った時、なるほどなぁ、と一人うなずいた。
偶発的なものをどうやって計画するのか?というのが私の最初の疑問だったけれど、
「漠然とでも良いので自分の進みたい方向を定める」というのがしっくりきたのだ。
 
自分の進みたい方向がなんとなくでも見えると、たった今から、その方向への一歩を踏み出すことになる。
更には、その進みたい方向の先の、「ありたい私」で【今を過ごす】ことができるようになる。
そうすれば、結構先にあったように思える未来が、今この時から現実になる。

「創りたい未来」を話すとき、本当に大事なのは、「その未来を今から生きると決める」ことなのだろうと思う。
「創りたい未来」をイメージする時、次の質問もセットにしておくと良いかもしれない。
「その未来で生きている私が今からここで生きるとしたら、どういう風に生きるだろうか」
あとはチャレンジするだけだ!
 
スタッフヤマモト