今回は、話し合いの場で行うことの4~7をご紹介します
1~3は前回のブログ
当日編①をご覧くださいね。
話し合いの場で行うこと
1.出欠確認・「チェック・イン」
2.目的と進め方の確認
3.司会進行する時は
4.記録(板書/議事録)
5.決定について
6.話し合いの振り返り
7.「チェック・アウト」
4.記録(板書/議事録)
議論が白熱すると空中戦になったり、同じことが何度も繰り返されることもあります。
話し合いにあたっては、必ず板書しながら、何が話し合われているのか全員に見えるように進めていくと良いでしょう。
板書を挟んで話すことによって、意見と人とを切り離して話すことができる、という点も、板書をお勧めする理由の一つです。
また、議事録を残し、参加者と共有します。
5.決定について
一部の方の意見や何となくの雰囲気で決定したことになっていることがよくあります。
終わった後でそれぞれに確認すると、認識が違っていることもよくあります。
こういう状態のときは、決まったことがしっかりと実践されないことが良く起こります。
物事を決めていくときには、決定の理由や意図、背景などをしっかりと共有することを心がけます。
これができていないと、その後の行動が円滑に進まなくなります。
また、会議の最後には、決定事項ごとに、決定内容と担当者、いつまでに何をやるのか、
その後の進め方などを確認し、認識のズレが生じないように努めます。
6.話し合いの振り返り
そして重要なことは、会議が終えた後に、その場で今日の話し合いの振り返りの時間を持つことです。
目的は達したのか、決定事項/再検討事項は何か、進め方はどうだったのか、
話しやすい場だったのか、参加者として場に貢献意識を持って臨めたのかなど。
これがとても大きな気付きと学びを得る機会となりますので、より良い話し合いの場を作る力を向上させるためには欠かせません。
そして、振り返りを通じて得た気付きや学びを次に活かせるように、しっかりと記録を残します。
7.「チェック・アウト」
チェック・イン同様、今の気分や気持ち、感じていることなどをひとり30秒~1分程度で話してもらいます。
今日の気付きや学びなどを紙に書いて、共有してもらうこともあります。
最後に一言ずつでも発言してもらうことで、再度自分の中での整理・気付きとなったり、
同じ場を共有した人の多様な感想を知ることができます。
何より、最後まで能動的に発言(=参加)すること、お互いの発言を聴く場となることで、
より良い関係性をつなげていくことができます。
以上、当日編②でした。
最初は難しく感じますが、回数を重ねることで段々と上達していきます。
是非、チャレンジしてください!(私もがんばります!)
スタッフヤマモト