【開催報告】第9回 聴話の会

11月の「聴話の会」は、珍しくワークを取り入れた会でした。
いつものように、「静かな時間」とチェックインを済ませ、早速ワークに。
よく「未来を想像する」というワークがありますが、今回は皆さんに江戸時代にタイムスリップしていただきました。
江戸から明治にかけての激動の時代、皆さんが大事にしていたものは何だったのか・・・
イメージした内容をグループでシェアしていただきました。
初参加の方、初めてお会いする方がいらっしゃる中、このシェアが自己紹介代わり。
どんな背景をお持ちなのか分からない状態でも、自分の目の前にいるこの方が「大事にしているもの」を
垣間見ることで、その方の人生の一部を見させていただいたような時間でした。


また、そのあとには恒例の玄米おにぎりをいただきながらのフリートーク。
特にテーマがあるわけでもないのに、とても深い時間となりました。
それぞれが発信したことが次の方によってさらに進化/深化し、新たなものが生まれるとても創造的な時間となり、
なぜか、この場の話とは全く関係のない自分の日常の問題が解決していたり、
その問題に振り回されずしっかりと向き合える自分を発見したりと、
ダイアローグの醍醐味を味わうことができました。

毎回毎回、どのような時間になるか分からないままに参加してくださる皆様、
このような豊かな時間を提供してくださる皆様に感謝です。

<ご参加いただいた方からのご感想>
・シチュエーションを設定してのダイアローグは初めてで、新鮮でした
・皆さまそれぞれのイメージがとても豊かで、また対話によってより深まっていくことが新鮮でした
・一期一会、その瞬間の時間を大切にする、素晴らしい時間と場に感謝
・数十分で人間味を感じる深さのある交流になっていったのは貴重な体験でした
・来ようかどうしようか迷っていたけど、来てよかった
・日常のざわざわとまっすぐ向き合える自分になっていることに驚きを感じている


担当:ヤマモト