すっかり秋の空気に変わった9月12日、第7回メタノイア・オープン・サロン「聴話の会」を開催しました。
開始より早い時間から集まった方に、なんとも不思議なつながりがあり・・・聴話の会開始前から会話に花が咲いていました。
担当の私は一応こんな感じにしようかな~と考えていた流れがあったのですが、開始前の雰囲気と、チェックインの時点で、「今日はこのままこの雰囲気を大事にしよう」と感じて、すべてを場にゆだねることにしました。
今回も前回同様、参加者全員でのダイアローグ。途中、一人の方が最近よく聞いているというラジオを聞かせていただきました。
そのラジオを聞きながら、自分の感情の動きに注視されていた方、内容に納得されていた方、そこから自分の体験に想いを馳せていた方・・・。反応は様々でしたが、ラジオを聞いて感じたことをそれぞれが話し、聴き、さらにそこから話が深まっていきました。
誰かの話を分析するのではなく、自分の中で起こったことを見つめ、自分の言葉で語る。それをジャッジすることなく、その場の全員が受け止める。それだけで(いや、それが難しいのですが)こんなにも深い時間になるのかと驚くばかりです。
このタイミングでこの皆さんが集まったこと、そしてそれぞれが「聴く」ことを意識してくださったからこそ出来上がった場でした。私自身が久しぶりに、すべてのジャッジを保留して人の話を聴くことができた時間となりました。
【第7回の印象に残っているキーワード】
・言えると癒える
・話すと放す
・水がやってくるところ
・残った山が何をしてくれたか
・情報とノイズ
・ノイズってつまり人
【ご参加いただいた方のご感想】
・普段仕事柄話すことの多い自分にとって、「聴く」休息の時を求めて参加しましたが、こんなことになるとは・・
・ずっと前から心の中で感じていた自分自身の感情に改めて気付かされた
・いつ以来か忘れるくらい久しぶりの時間でした
・立場の違う方々との語り合いは新しい可能性や発見が生まれる良い機会だと、改めて実感
担当:ヤマモト