メタノイアでプログラムを実施する時に、「相手の意見を否定・評価しない」というグラウンドルールがある。
自分が実際取り組んでみるとこれがかなり難しいのだけれど、「そうしたい」と思っているかいないかの意識の差は大きいと思う。
「自分と違う意見や反対意見を出す人」=「自分の敵」としてしまうと、すぐさま否定したくなってしまう。
でも、「自分と違う意見や反対意見を出す人」だからといって、「自分の敵」ではない。
同じ山の頂上を目指しながら違うルートを選んだだけかもしれないし、自分の登りたい山のことを自分とは違う角度で知っている人なのかもしれない。
少なくとも、そのことに大して「無関心」でないという意味で既に仲間である。
そう思うようになって、相手を攻撃することが減った(ええ、ワタクシはよく人を攻撃していました)。
そうすると、今まで自分の中にあったものとは違う考えや方法が生まれてくる。
それはとても嬉しいことだった。
相手の意見を否定せず、尊重する。
そして共に考え、共に進んでいく道をできるだけ選びたいと思う。
スタッフ ヤマモト