『なぜ人と組織は変われないのか』の作者ロバート・キーガン氏が、新しく『なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか』という本を出しました。まだ読んでいないのですが、非常に心惹かれるタイトルです。 ここ数年、「強みを活かす」とか「才能に目覚める」などの言葉をよく聞くようになりました。 自己肯定感が低いと言われる日本人にとって、自分の中にあるものをポジティブに捉えることができて、さらにそれを発揮することができる...
年末年始に組織開発の本を読み、年始に目標を立て自分と向き合い、 なんてことをしていると、つくづくこの「組織開発」という分野は面白くて好きだな、と感じる。 最初は人材開発と組織開発の違いもピンと来ていなかった。 誰かに「組織開発って何?」って聞かれても答えられず・・・ 最近になってようやく、 人材開発:その人自身の知識やスキルを増やし、能力をアップすること 組織開発:組織の中の関係性(個人の関係性や...
2018年が始まりましたね。 どうぞ今年も宜しくお願いいたします。 さて、皆さんは年始にあたり今年の抱負や目標などを立てたでしょうか? 抱負や目標はどのように立てていますか? メタノイアのプログラムでは年始にビジョンを描いていきます。 初めてこのプログラムに接したとき、今までに体験したことのないやり方だったので 「へ~、こんな描き方をするんだ!」と驚いたのを覚えています。とっても簡単に言うと、自分...
あっという間に、2017年も残すところあと1ヶ月ですね。 寒さと忙しさとイベントごとが重なるこの季節、どうぞご自愛してくださいね。 さて、ここのところ、メタノイアで関わる組織やプライベートで参加しているところでよく感じること。 組織や人間関係がなんだかギクシャクしている場合、その根っこには「理解してほしい、分かってもらえていない」「大事にしてもらっていないと感じている」ことが横たわっているようです...
先日、新卒で入った会社の元同僚と会いました。 今メタノイアで取り組んでることを熱~く語っていたところ、元同僚からご質問が。 「『チーム』ってなんだろう?」 似た言葉で「グループ」というのもありますよね。 この「チーム」と「グループ」の違い、意識したことあるでしょうか? 今自分のいる組織を思い浮かべたとき、「チーム」と「グループ」、どちらがしっくりきますか? インターネットでいくつか調べてみたところ...
ファシリテーションの原義:容易にすること、簡易化、助成、助長、を意味するfacilitateから転じて、エンカウンターグループの実施者としてファシリテーターという呼称が1950年頃より用いられてきた。2000年初頭より、対立しがちで合意形成や相互理解が妨げられがちなチーム・組織などの効果的・効率的運営をすることを指す言葉として、ファシリテーションと呼ばれる機能が紹介された。 (Wikipedia ...
ファシリテーションを学ぶ際にまず躓いたのが、この「コンテンツとプロセス」という概念。 『ファシリテーターは話の中身(コンテンツ)ではなく、その過程(プロセス)に着目し、介入するのです。』 これだけ聞くと、「ふんふん、そうなのね」と分かったつもりになっていたのですが、実際に会議などを想定して考えたときにはコンテンツとプロセスがごちゃごちゃになってしまい・・・ 結果、「何でこれをしてるんだっけ?」と目...
8月も15日を過ぎ、雨で計2日順延した夏の高校野球選手権も折り返しを迎えました。 毎年我が家では、お盆の時期はテレビはずっと高校野球が流れているのですが、今回、試合前の高校の野球部紹介で、ひと際目を引いたチームがありました。 多くのチームが元気いっぱい!という雰囲気の中、鹿児島の神村学園は静かに座禅。練習の前後と試合前には必ず座禅を行っているそうです。 この夏の全国大会でも、途中登板の投手は試合中...
皆さんは、「社会人基礎力」身についてますか? 「社会人基礎力」とは、経済産業省が2006年から提唱している「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のことで、大学などで社会人基礎力育成のプロジェクトとして取り組まれています。 「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されていて、「基礎学力」と「専門知識」を活用していくために必...
平成29年5月、7月の2回にわたって、佐賀県嬉野市で嬉野市主催「うれしの未来カフェ」が開催され、第1回、第2回とも弊社代表の村岡がファシリテーターを務めました。 嬉野市の総合計画の策定にあたって市民の皆さんの意見を広く取り入れたいと、アンケートによる聞き取りや意見交換会を実施。その一環として、今回の「うれしの未来カフェ」の計画・実施となりました。 今回は広く意見交換を行うため、ワールド・カフェでの...
最近、セミナーやワークショップ、人材・組織開発の場などで、「安全・安心な場」という表現を良く聞きます。 「安全・安心な場」というのは、『あなたを攻撃する人はここにはいませんよ~。ですから、どうぞあなたが思ったことやアイデアを遠慮せずどんどん出してくださいね。』という意味で使われているかと思います。 では、そこに参加している人たちは「安全・安心な場」だと心からいつも思えているのでしょうか?自分を振り...
3月に入り、あちこちで就職活動中の方を見かけることが多くなりました。 この就職活動の時期は人生で一番 自分と、自分の人生について考える時期の一つだと思います。まずは、自分が何をしたいのか、何ができるのか、あるいは何はしたくなくて、何ができないのか。 自分の得意は何なのか、自分の可能性は何なのか。 どういう職業や業種や人に憧れるのか、どういう人になりたいのか。 とにかく自分と自問自答して、それから「...
先日参加したセミナーで、自分にとって大きな気付きがありました。 そのセミナーの中で、賛成派と反対派に分かれて話をする、というワークがあったのですが、 今まで学んできたコーチングとかファシリテーションとかどこへ行ったのか・・・ 自分の意見の方に落ち着かせようとやっきになっていました。 そしてワークの本当に最後の最後に気付きました! ・・・違った!! 私は今までBの意見も分からなくはないけど、Aの方が...
「自責」という言葉。 あなたはどういう意味で捉えるだろうか。 私・ヤマモトは、「自責」という単語をみてすぐに「自分を責める」という意味を思い浮かべた。 前後の文脈からすると「自分で/自分に責任を持つ」という意味だったんだけれども・・・。 自分の中に全くない言葉であれば、どういう意味か、と尋ねることができる。 でも自分が知っている言葉だと、その言葉を発した人がどういう意味で使っているのか 確認するこ...